初めてのバレンタインデー

バレンタインデー

バレンタインデーなんて、どうやって知ったのかすら覚えていません。

チョコレートを渡すなんてことも、どこから聞いたのでしょうか。

本当におませだったのですね、私。

彼の記憶に、こんな恥ずかしい出来事が残っていませんように。

 

嫌いな男の子が・・・

はじめは、どちらかというと嫌いな男の子でした。

それが、中学校の理科の授業で同じ班になり、二人でキックボクシングの話で盛り上がるようになってから意識するようになったのです。

背は大きいほうではありませんでしたが、バスケの上手な子でした。

その頃読んでいた漫画にでも書いてあったのでしょうか。

バレンタインデーなんていうハイカラな行事を知った私は長い時間をかけて、必死でプレゼント用に下手なマフラーを編み、チョコレートと一緒に渡すという暴挙に出たのです。

たぶん彼はバレンタインデーなるものを知らなかったと思います。

渡したチョコレートも、たしかその辺で売っている赤い包みのミルクチョコレートでした。

放課後に友達が呼び出してくれて渡しました。

どう思ったかは、わかりませんが彼は受け取ってくれました。

今思えば、プレゼントとチョコを渡すことだけで満足だったんですね。

好きだと伝えたかったわけではなっかたのです。

たったそれだけのことでしたが、私の初恋とバレンタインデーデビュー!